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愛犬の「代謝」を考えてケアしていますか?

目次

  1. 愛犬の代謝とは?
  2. 同じ種の中ではより小さな個体が長生きする
  3. 小・中・大型犬に必要なものはそれぞれ違う
  4. 愛犬の代謝を考えた手作り食をしていますか?
  5. オーガニック・ホールフードのサプリメント

1. 愛犬の代謝とは?

専門家が測定する代謝には様々なタイプのものが存在しますが、一般的には代謝とは有機物が使用するエネルギーの総量を指します。ですから身体の大きな動物はその分、小さな動物より代謝量が多くなります。
ただし、ほとんどの科学者は代謝速度について議論する場合、「単位体重当たりのエネルギー代謝」と呼ばれるものを使用しています。これは動物の体の大きさに従って代謝速度を調節したもので、個々の体の大きさごとに代謝速度を比較することができます。単位体重当たりのエネルギー代謝では、有機物の細胞レベルでエネルギーが使用される速度がわかります。全体的に、犬は単位体重当たりのエネルギー代謝速度が人間よりも速いです。これは、犬が人間に比べて成長が早く、呼吸が早く、さらに体温も人より高いことから来ています。残念ながら(私たちにとっても、愛犬にとっても)、この単位体重当たりのエネルギー代謝速度の速さが、犬の寿命が人間より短い理由です。

2. 同じ種の中ではより小さな個体が長生きする

代謝についてもう一つ注目すべき点があります。それは、種全体では単位体重当たりのエネルギー代謝が落ちるほど寿命が長くなるのですが、同じ種の中では逆である、ということです。つまり、同じ種の中ではより身体が小さい個体が長く生きるのです。象とネズミを例にしてみましょう。象はネズミよりも長生きします。ところが、象とネズミそれぞれで見た場合、小さいネズミは大きいネズミよりも長生きし、小さい象は大きな象よりも長生きするのです。
小型犬が大型犬よりも長寿であるのも同じ理由です。ですが、なぜそうなのかについてはしっかりと解明されていません。小さい個体が大きい個体に比べ長生きする。このことに科学者は以前から気づいていましたが、これまでの研究で出てきているのはあくまで仮説だけです。仮説とは言っても、小・中・大型犬について考える時に重要な意味を持っているので、別の機会にお話ししたいと思っています。

3. 小・中・大型犬に必要なものはそれぞれ違う

そうした仮説はいったん置いておき、重要なのは、その代謝の違いから小・中・大型犬に必要な食事がそれぞれ違ってくる、ということです。パフィーズが小・中・大型犬それぞれに合わせてサプリメント配合を変えているのも、これが理由です。その他にも色々な問題がありますが、それについては別の記事でお話しするとして、愛犬にはその子の代謝に可能な限り合ったサプリメントをあげる必要があります。

4. 愛犬の代謝を考えた手作り食をしていますか?

愛犬に手作り食をあげている方もいらっしゃると思いますが、愛犬の身体の大きさに応じてごはんの材料の量は異なってきます。小型犬には消化に優しい食材を、意外かもしれませんが大型犬には消化が「難しい」食材の割合を増やした健康的なごはんを用意してあげましょう。小型犬のごはんの食材は細かく刻んであげ、大型犬のごはんの食材はぶつ切りにすると簡単です(繊維質の少ないものは)。体格を問わず重要なのは食事の質ですが、小型犬の場合は特に代謝に影響するため、質の高いたんぱく質を使うようにしてください。

たんぱく質の源となる食材は、可能な範囲で色々な種類をローテーションすることをおすすめします。体格が異なるワンちゃんの多頭飼いの場合は、例えば小さいワンちゃんには消化に良い食べ物を(食べやすい形態で)、大きいワンちゃんにはより消化に時間がかかる食べ物を(大きめに切って)あげる、などです。また、大きなワンちゃんはよりプラントベースのたんぱく質を使う食事にも適しています。野菜だとキュウリのように水分が多い野菜は消化によく、ニンジンのような根野菜は逆に消化に時間がかかるため、より大型犬向けです。食材をこのように意識して選ぶことで、より愛犬の消化と代謝に合ったごはんを用意することができます。

最後に、ここでは運動について書くスペースはありませんでしたが、犬にとって運動はとても重要な健康維持の要素です。特に大型犬は、サイズが大きいだけにしっかりとした運動量があるかないかが(例えばチワワにとっての100mと、ラブラドールにとっての100mを想像してください)、健康を左右することも知っておいてください。

5. オーガニック・ホールフードのサプリメント

食材を考えるのはちょっと複雑だな、と思った方も、愛犬の代謝に合ったサプリメントを使えば安心。次のポイントにだけ気を付けて、愛犬の代謝に合ったサプリメントをごはんに加えてください。

  • ごはんが愛犬に合っていること
  • たんぱく質源の食材は一つに偏らずにローテーションすること
  • 野菜はバリエーション豊かにすること