小型犬の人気犬種、チワワ。小さくて大きめの頭がかわいらしいですよね。チワワはメキシコにルーツがあり、現地の伝統的な愛玩犬を先祖にもっています。
その小さな身体の他、愛情深く、エネルギッシュで同時にシャープなチワワは犬種として長く人気を保ち続けています。彼らは「ラップドッグ(膝に載せる犬)」として一番よく知られているかもしれませんが、もともとは気忙しいところがある、アクティブで個性あふれる犬です。チワワの被毛は短くスムースなものから、長くふわふわしたものまで様々で、同じチワワでもルックスにも多様性があります。どちらも場合も、必要なケアは同じです。
そんなチワワと暮らす飼い主さんが知っておくべき、健康リスクについてお話しします。
膝蓋骨脱臼
膝蓋骨脱臼は、遺伝的な疾病です。通常は仔犬が生まれて4か月くらいで現れてきます。膝蓋骨脱臼を持つチワワは脚を引きずって歩いたり、問題がある方の脚を全く使わないようにしたりします。後脚に影響がある場合には、時には脚を空中に上げたままじっとしている姿を見ることもあるかもしれません。これは問題のある脚を弛緩させるためで、これによって膝蓋骨をもとの場所に戻しているわけです。また、歩いたり走ったりする時にスキップをするかもしれません。その時に痛みはほとんどないのですが、できる運動に影響はあるかもしれません。

チワワは歯が悪くなる子が多い
歯の問題はすべての小型犬に共通ですが、チワワの場合は特に注意が必要です。
これは、小型犬の小さな口に歯が密集してしまうのが原因ですが、チワワは特に密集が激しくなっています。また、チワワの顎はより脆弱で、歯を保持するのが難しくなってもいます。
ですからチワワと暮らす方は、毎日の歯磨きはもちろん、カルシウムやリンといった栄養素がバランスよく取れた食事をする必要があります。このために、ホールフードのサプリメントなどもおすすめです。
チワワは糖尿病や低血糖のリスクが高い
小型犬には共通して内分泌系の病気が多くなっていますが、チワワは特に糖質に関する問題が多くなっています。その例が糖尿病や低血糖です。
低血糖のチワワは、弱々しかったり、ぼーっとしていたり、ぼんやりしていることがあり、通常は眠そうであったり時には意識を失ったりすることがあります。もしあなたのチワワがこういう症状を見せていて低血糖であったなら、日中を通して食べ物を十分に与える必要があります。一方で低血糖を防ぐためにプチ・クレンズを行うことで、将来に備えた予防になります。
以下の症状が低血糖のサインですので、ぜひ気を付けてあげましょう:食欲喪失、極端な無気力、身体のバランスが取れない、震え、筋肉の痙攣、発作、肌や歯茎の変色。
小型犬には内分泌系以外にもクッシング病や心臓病が多くなっています(記事はこちら)。そちらも併せて気を付けてあげてください。

心配しすぎず毎日を楽しもう
小型犬は小さくて本当に愛らしいですよね。だからこそ、気を付けてあげたい健康リスクはしっかり知っておきたいものです。
ただし、それを気にしすぎてストレスになるのは禁物です。小型犬だからといってあなたの愛犬にこうした病気が現れるとは限らないものですし、身体のサイズによってそれぞれに健康リスクは存在するものです。それとなく気にしつつ、愛犬と一緒の毎日を楽しみましょう。
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投稿者のプロフィール

Michael Pack
カリフォルニア州サンフランシスコの製薬会社で、医薬品科学者として人間用の抗がん剤の開発に関わる。特許を二件持つ。その後、経営学を学び、カリフォルニア州でパフィーズ・ナチュラルライフを設立。これまでの「西洋医学」に関する知識と経験を生かし、犬の健康についてホリスティックなアプローチを取りつつ、科学による裏付けを確実にしたオーガニック・サプリメントの開発に打ち込んでいる。