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パフィーズが10歳になりました!

2011年1月にサンフランシスコで立ち上げたパフィーズ、日本のパフィーズはこの秋で10歳を迎えます。日本で法人化して会社になってからは6年目です。

ということで、ニュースレターでも改めて少しずつ振り返りをしたいと考えています。

もともとは(パフィーズを立ち上げるより何年か前)創業者 Mike とMariの愛犬「パフィー」の老化に伴い始まったいろんな病気につきあってきたことがきっかけでした。

12歳ごろまでは獣医さんのお世話になったこともなかった健康体。なのに突然、12歳を過ぎたあたりから一気にいろんな症状を見せるようになりました。

ホルネル症候群から肝臓がん、僧帽弁閉鎖不全症や不整脈、発作と続いた心臓病、パフィーは様々な病気にかかりました。

製薬会社の研究員だったMike は動物の身体について、自然保護家だった Mari はホリスティック全般について、勉強を始めました。カリフォルニアのホリスティック本やセミナー、ハーブやオーガニックをはじめ、手作り、エネルギーや「気」の流れ、動物のメンタルケア、グリーンセラピー。この時に二人が勉強したり試したりしたことが、今のパフィーズのはじまりでもあります。

お客様から「(パフィーズのサプリが)我が家のお守りです」という言葉をよくいただきますが、自分たちがパフィーの闘病時に求めていたものを、こうしてたくさんの方に使っていただいて、とても感謝しています。その体験を一緒にシェアできることが、10年続けてきた私たちが、これからも継続できると思う原動力でもあります。

そして今後は、初心に再びかえって、メンタルケアやグリーンセラピーなど、まだまだ皆様とシェアできていないことも、少しずつシェアできたらと考えています。

その頃はまだ「犬にはドッグフードが一番いい」という風潮がありました。それを押し切り思い切ってこの頃から手作り食に切り替えてみました。アメリカのホリスティックケアの権威であるDr. ピトケアンの本は、考え方や生活環境・心理面のことも書いてあり、一番参考になりました。

また、日本の食材を使うため、須崎先生の本も参考にしました。(今は本当にたくさんの本が出ていますが、この頃日本には“生食の本村先生”か“おじやの須崎先生”の手作り本くらいしかありませんでした。)

そして、特に肝臓がんではいわゆる「余命宣告」を受けたことがきっかけで、サンフランシスコからハーブのブレンドのサプリを持ち帰ってパフィーに食べさせてあげたことから、自然素材のサプリメントへの探求が始まりました。

カリフォルニア州はホリスティックケア最先端の地。癌や慢性病の自然療法で有名なガルソン・インスティテュートはマイクの出身地サンディエゴにあり、サンディエゴでも様々な商品や情報が豊富。とにかくカリフォルニアでは人間向けのお店を視察してハーブやスーパーフードを自分でも取り入れたり、本を読んだりセミナーに参加したりと、今のパフィーズとなったもとの「種」が生まれました。

当時はシリコンバレーの製薬会社研究員だったマイクは、学生時代に「ナチュラル・プロダクト・ケミストリー」を勉強していたこともあって、ホリスティックに興味を持ち始めていました。「ナチュラル・プロダクト・ケミストリー」とは、自然界にあるもの(つまりハーブやスーパーフードなど)の化学的な要素を分析する分野です毎日おびただしい数の抗がん剤が開発されそれなりに成果はあがるものの、がんになる人が減らないのはなぜか?と不思議に思っていた頃でもあります。

パフィーが穏やかに過ごしている状態を見て(13-14歳頃、15歳と1週間で静かに虹の橋を渡りました)、周囲の飼い主さんたち(今はパフィーズの小売店さんになっているお店の方々)から「私も欲しい」という声があがり、ハーブのサプリを輸入するようになりました。

紆余曲折あり数年後にはとうとう自分たちで研究して開発したものをアメリカの工場で製造するためパフィーズを立ち上げました。最初のバウンシー貨物が到着したのが10年前のことです。そしてまた紆余曲折あり(笑)、製造も日本で、すべて手作業で行うようになりました。

こうして振り返ると、「よくがんばったかも?」と思います。こうやってがんばってこれたのははひとえに、最初にサプリを使い励ましてくださった方々、そしてそれからの年月で使っていただいる本当にたくさんのお客様とワン・ニャン、そしてパフィーズに関わってきてくれたスタッフや外部の仲間のおかげです。この場を借りて、みなさまに改めてお礼を申し上げます。

先日はパフィーの闘病生活の支えとなった本の著者である Dr. ピトケアン と実際にやり取りをするという夢も実現し、改訂版(まだ翻訳はないようです)で提案している「犬のベジタリアン食」についての考えを伺うことができました!それについてはまた後日紹介します。

10年目の、よい記念となりました。

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