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新型コロナウイルスについてパフィーズが考えること その2

3月上旬、パフィーズではコロナウイルスについてのステートメントを出しました。それから約1カ月が経とうとしていますが、国内外ともに、人々は不安な毎日を送っています。こんな時だからこそ、もっと発信できることがあるのではないか。そういう思いから、その2をポストさせて頂きます。ぜひ、「新型コロナウイルスについてパフィーズが考えること その1」の記事とあわせてお読みください。その1の記事はこちらからご覧いただけます。

新型コロナウイルスについてパフィーズが考えること その2
新型コロナウイルスの心配が広がる中、パフィーズのお客様を見ていると、特に自然が豊かな地域にいる方は、静かにワンちゃんとの時間を楽しんでいらっしゃるようです。

自然に親しむこと。これは私たちがずっとワンちゃんやネコちゃんの心身の健康のためにお勧めしてきたことです。ブログに全文をあげたコロナウイルスについてのステートメントの最後では、自然の中で過ごすことで不安や恐怖から脱して落ち着きを取り戻せるかも、ということを書きました。今回の記事ではこの点について、パフィーズの思うところをもう少し詳しくお話したいと思います。

自然と私たちの健康
近年、自然の中で過ごす時間が健康上の恵みを人間にもたらしてくれることが研究によって明らかにされてきています。当然ワンちゃんにも、だと私たちは思っています。ストレスの低減、集中力の回復、神経システムのバランス回復、ナチュラルキラー細胞(ガンと闘う細胞)の増加や、うつや不安症の軽減、などの研究結果が報告されています。また、免疫全般について、植物から発せられるフィトンチッドという化学物質、リラックス効果、そして自然に感動することが、免疫力を高めてくれるという報告もあります。(参照:英ガーディアン紙)

今は春。自然のパワーを一番感じられる時期でもあります。残念ながら病気や死というものは誰にもやってくるもので、自然の一部。再生と更新、その法則も、自然は持っていることを教えてくれます。鉢植えを部屋に置くことでもその様子が観察できます。
 
現代社会・生活と自然
物理的にも精神的にも健康上の恵みをもたらしてくれる自然に、残念ながら人類はきちんとお返しをしてきていません。例えば、過去45年間で地球の生き物は約半分に減ってしまったという研究があります。(参照:World Wild Fund)また、毎分、サッカー場15個分の広さの森林が消えていっているという報告も。(参照:Carbon Disclosure Project)これは、本当の意味で怖いことです。新しいウイルスの60%は、動物から人に、そして大半は野生動物から感染しているからです。

他の例で言えば、1997年にマレーシアで発生した脳炎は、インドネシアの森林火災で避難してきたオオコウモリが食べた果実を、豚が食べてしまったことが原因である可能性があります。また、同じく毎年森林火災が起こっているアマゾンでは、2008年に森林破壊が東京23区の2.5倍(約1600平方キロ)ほど増えた後、マラリアの症例が1万件ほど増加しています。(参照:ナショナルジオグラフィック)昨年はオーストラリアの火災が日本でも話題になりましたが、実は森林火災は毎年こうした地域で起こってきました。

森林火災の原因は様々ですが、一つには木材のための伐採があります。農地開発が行われると、それに伴い森林の伐採や野焼きが起こります。また、鉱山活動が行われると火災が起こりやすくなります。何のためにそんなに?もちろん、人間が必要(と思い込んでいる)とするものを作るためです。例えばそれは住宅や建物に使われる木であったり、紙であったり、インスタント食品やお菓子やパン、シャンプーやせっけんと、あらゆるものに使われているパーム油であったり。携帯電話に使うレアメタルかもしれません。私たちはそれで、本当に便利で幸せな生活を手に入れたのでしょうか?

地球の状態がどんどん不安定になるということは、私たちの心身も不安定になるということかもしれません。夏が乗り切れないほど暑くなったり、外出できないほど病気が蔓延していたりすれば、幸せな生活とは言えないでしょう。放っておいても再生し気候や衛生状態を調節してくれているはずの自然に、今大きな異変が起きていること、このことが本当に大きな不安材料となっている人も多いと思います。

今私たちにできること
ではどうすればよいか。これも一人の力は限られているし、人によって感じ方は違うため様々です。パフィーズでお勧めすることは、コロナウイルスの前も後も同じ。ずっと変わりません。人も動物も自然の中で過ごす時間を設ける。そのためにも、地球を大切にする。

パフィーズのオーガニックサプリメントは、地球に寄りそうための商品です。今回、薬ではなく身体が最大の防御であることを感じた方は多いと思います。根本的に病気は身体が治す(あるいは抑える)ものです。身体を健康にするには、食べ物は健康なものでなければ。それでオーガニックを選ぶ方も多いでしょう。

パフィーズではもう一歩踏み込んで、その身体の健康を支えてくれる地球をできるだけ壊さない農法、その意味でオーガニックを支援しています。食べれば食べるほど地球を健康にする、とまでは言い過ぎですが、もし作物を育てるのなら、地球の未来にとって、一つのより良い選択肢がオーガニックであると考えています。

健康な食べ物、健康な遊び、健康な眠り。毎日、これを繰り返して地道に落ち着いてまいりましょう。繰り返しますが、最大の防御は自分たちの身体。これは人もワンもニャンも同じです。お家にいる時間が増えた方は、今だけでも手作り食にチャレンジしてみませんか?現在、インスタグラムでメニューを紹介していますが、アスタミアがあれば、あまり気にせず自由に手作りができます。お肉と、野菜1~2種類と、入れたい場合は穀類にアスタミア。これで簡単に手作り食の完成です。

未来を見つめて
一点だけ、今回のことで地球にとってはポジティブなことがありました。一時的なものになるだろうとは言われていますが、大気汚染も、温室効果ガスも、人の移動が減って激減しているそうです。中国では2週間にかけてエネルギー使用量と大気汚染物質の排出量が25%減ったという報告があります。(参照:BBC)コロナウイルスが収束すればまたもとに戻ってしまうのか、それは私たちがここからどれだけの教訓を学べるかにかかっているかもしれません。みなさま、今の不安に流されず、これからどんな未来を作っていけるかを想像して、強くありましょう。

文中の参考リンク
The Guardian, “In times of uncertainty, let nature be your refuge” https://www.theguardian.com/commentisfree/2020/mar/20/coronavirus-anxiety-nature?CMP=Share_iOSApp_Other)
The Guardian, “’Tip of the iceberg’: is our destruction of nature responsible for Covid-19?” (https://www.theguardian.com/environment/2020/mar/18/tip-of-the-iceberg-is-our-destruction-of-nature-responsible-for-covid-19-aoe)
World Wild Fund (https://www.worldwildlife.org/)
Carbon Disclosure Project (https://www.cdp.net/en)
ナショナルジオグラフィック「深刻な感染症、森林破壊のせいで増加、研究」(https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/112600684/?P=1)
BBC「大気汚染や温室効果ガスが激減 新型ウイルス拡大で人の移動など減り」(https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-51970847)