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身体の中からぽかぽかに!身体を温めるハーブで愛犬の冬の健康対策

目次


身体を温めるハーブが冬を過ごす犬にとって大事なわけ

あなたのワンちゃんは寒がりですか?寒さへの耐性は犬それぞれですが、冬は特につらくブランケットがたくさんないと震えて仕方がない、というワンちゃんもいることでしょう。冬には愛犬をしっかり温めてあげることが大切ですが、これは寒さに敏感な犬に限ったことではありません。気温が低いと、概して犬の循環器系に負担がかかり、消化や血流が悪くなります。例えば人間の場合、寒さは心臓の痛みを引き起こすことがありますが、愛犬に心臓の健康問題がある場合、冬は特に気を付けた方がいいでしょう。

このように、天候は犬の身体全体に影響を与えます。そのため、たとえ愛犬が寒さに強かったとしても、しっかりと寒さ対策をすることが重要です。犬に服を着せたりブランケットでくるんであげることで、確かに身体を温めてあげることはできます。ですが、犬の皮膚と被毛が呼吸できるよう、本来であれば室内では服を着なくても温かさを保てるのが理想です。普段の食事に少し気を付けるだけで、愛犬が服を着なくても身体を温かく保てるようサポートすることができます。

漢方と西洋の植物療法 ~身体を温めてくれるハーブ~

漢方ではすべての食べ物が「寒性」「冷性」「平性」「温性」「熱性」の五つに分類されます。これに対し、西洋医学では体温上昇の効果をもつ食べ物やハーブはすべて「身体を温めるもの」と考えられます。そして興味深いことに、身体を温めるとされている食べ物は漢方でも西洋医学でも同じであることが多いのです。

Photo by Annie Spratt on Unsplash

身体を温めるハーブが犬に対して持つ効果

一口に身体を温めると言っても、そのはたらき方は一様ではありません。まず「発熱性」と呼ばれるハーブがあります。これらのハーブは犬の代謝を促進させ、代謝によって生まれる熱を増加させます。残念なことにカイエンペッパー(唐辛子の一種)のような発熱性のハーブの多くを、犬は食べることができません。ただし、後述するように犬でも食べられる発熱性のハーブがあります。

次に、犬の循環を促進させるハーブがあります。これらのハーブの効果で血管が広がることによって血流が増し、身体が温まるのです。寒さは犬の循環器系に負担をかけると冒頭でお話ししたことを思い出してください。犬の身体を温めてくれるハーブを選ぶ時には、循環を促進させる効果があるかどうかが重要なポイントとなります。

寒がりの愛犬のためにホールフードのハーブを

犬の身体を温めてくれる具体的なハーブを紹介する前に、少し「ホールフード」についてお話ししたいと思います。過去のセミナーで詳しくお話したことがありますが、ホールフードとは簡単に言うと、加工を一切・あるいは極力加えていない天然そのままの素材です。ホールフードにはビタミンを始め複数の栄養素が豊富に含まれています。パフィーズではホールフードのみをサプリメントの材料として使っていますが、ホールフードを用いることで多種多様な栄養成分が相互にはたらき、様々な健康のサポートに力を発揮してもらうことができます。例えば、「寒さ対策」が目的の「冬用」のサプリメントであっても、犬の身体を多面的にサポートすることができるのです。

Photo by Conscious Design on Unsplash

寒がりさんの強い味方:身体を温めてくれるハーブ

  • ジンジャー優れた健康効果をもつジンジャーは、発熱性であると同時に犬の身体の循環を促進させます。漢方でも西洋医学でもジンジャーは体を温める食べ物とされており、循環・消化を促進させるほか、関節炎などにも有効とされています。(1)
  • カルダモンカルダモンは発汗を促してくれるハーブです。また、便秘や下痢、消化不良にも有効で、抗がん性のファイトケミカル(植物性化学物質)でもあります。(2)
  • シナモンシナモンには、犬を含む動物の寒さへの耐性を高める効果があることが分かっています。(3) シナモンは腸にも良く (4) 糖尿病の管理に役立つほか (5) 血圧にも良いと言われています。(6) ただし、犬がシナモンを摂りすぎると問題があるため、あげる時には量に注意するか、信頼できるハーブミックスを使うようにしましょう。
  • バードック:バードックは循環を促進させることが研究により明らかにされており、血液を解毒する作用もあります。(7) さらに、アレルギーにも効果的で (8) 抗がん性物質も含んでおり (9)、糖尿病の犬にも良いとされています。(10)

サプリメントを使ってより効果的に冬対策を

上で紹介した身体を温めるハーブはすべてパフィーズの犬用ブースターサプリメントウィンターブースターに配合されています。ウィンターブースターは、寒さはもちろん、冬に愛犬を悩ませる健康問題を網羅的にサポートできるようにデザインしました。例えば冬は乾燥するため水分補給を助けてくれるハーブも配合しています。また、人間と同様犬も冬には気分が沈みがちになるため、鬱の症状に効果的であることが明らかにされているセントジョンズワート (11) も加えました。複数のはたらきをしてくれるサプリメントで、お手軽により効果的に愛犬が冬を健康に楽しく過ごせるようサポートしましょう!

参考文献

  1. Μ. Afzal., et al. “Ginger: An Ethnomedical, Chemical and Pharmacological Review.” Drug Metabolism and Drug Interactions, vol. 18, no. 3-4.
  2. 6 Spices to Warm Up Your Pet’s Winter.” Seven Hills Veterinary Hospital.
  3. Chaitanya Pandit and K.R.Anilakumar. “Cold adaptive thermogenesis following consumption of certain pungent spice principles: A validation study.” Journal of Thermal Biology, vol. 65, pp.35-40.
  4. Qing-Yi Lu, et al. “Prebiotic Potential and Chemical Composition of Seven Culinary Spice Extracts.” Journal of Food Science, vol. 82, no. 8, pp. 1807-1813.
  5. H Mohamed Sham Shihabudeen, et al. “Cinnamon extract inhibits α-glucosidase activity and dampens postprandial glucose excursion in diabetic rats.” Nutr Metab (Lond) 8, 46.
  6. Fatemeh Shirzad, et al. “Cinnamon effects on blood pressure and metabolic profile: A double-blind, randomized, placebo-controlled trial in patients with stage 1 hypertension.” Avicenna J Phytomed, vol. 11, no. 1, pp. 91-100.
  7. Yuk-Shing Chan, et al. “A review of the pharmacological effects of Arctium lappa (burdock).” Inflammopharmacology, vol. 19, pp. 245-254.
  8. Karen Knipping, et al. “In vitro and in vivo anti-allergic effects of Arctium lappa L.” Experimental Biology and Medicine, vo. 233, no. 11, pp. 1469-1477.
  9. Suresh Awale, et al. “Identification of arctigenin as an antitumor agent having the ability to eliminate the tolerance of cancer cells to nutrient starvation.” Cancer Research, vo. 66, no. 3, pp. 1751-1757.
  10. Zhaohui Xu, et al. “The antidiabetic activity of total lignan from Fructus Arctii against alloxan-induced diabetes in mice and rats.” Phytotherapy Research, vol. 22, no. 1, pp. 97-101.
  11. Qin Xiang Ng, et al. “Clinical use of Hypericum perforatum (St John’s wort) in depression: A meta-analysis.” Journal of Affective Disorders, vol. 210, no. 1, pp. 211-221.